国連、16カ国で飢餓の恐れがあると警告

国連食糧農業機関(FAO)は、ブルキナファソ、イエメン、南スーダン、ナイジェリアの4カ国で食料供給が特に困難な状況となっており、さらに16カ国で食料供給の問題が悪化する恐れがあると発表した。
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これは紛争、経済悪化、極端な気象現象、新型コロナウイルスの流行を背景に起こった。

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世界食糧計画(WFP)の代表者は「今後数ヶ月で状況がさらに悪化した場合、これらの国で飢餓のリスクが高まる可能性を我々は懸念している」と発表した。

FAOによると、計20カ国が深刻な食料問題に直面した。その1つ、コンゴ民主共和国では、2200万人が食料不足に陥っており、これは1つの国で記録された過去最高の数値だという。

先に国連は、現在の世界的な傾向が続いた場合、2030年までに地球上の9人に1人が飢餓に苦しむことになると警告した。

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