プーチン大統領 ナゴルノ・カラバフでの調整参加についてコメント

ロシアのプーチン大統領は、両国の首脳と話し合い問題を解決するため、実際にアルメニアとアゼルバイジャンの間の調整役を行わなければならなかったと強調した。
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プーチン大統領は、「それぞれの首脳と会談し、彼らの書面への要求や主張を聞いた。なんらかの変更を加え、相手側との連絡を行った。彼らの希望や要求に耳を傾けた。その後、それぞれの相手にとってこれらの条件が妥当かを協議した」と語った。

同大統領によれば、これは「対等・平等な三者による作業」だったという。


カラバフをめぐるロシア・アルメニア・ アゼルバイジャン合意の内容

アゼルバイジャンのアリエフ大統領、アルメニアのパシニャン首相、ロシアのプーチン大統領は共同声明に署名。声明ではモスクワ時間2020年11月10日00時00分よりナゴルノ・カラバフ紛争地域における完全な停戦が宣言されている。

アゼルバイジャンとアルメニアは現在の位置に留まっており、ナゴルノカラバフの連絡線沿い、またナゴルノカラバフとアルメニアを結ぶ回廊沿いにはロシア平和 維持部隊が展開。国内の避難民・難民は国連難民高等弁務官の管理下に置かれたナゴルノカラバフ領および隣接地域に戻りつつある。捕虜やその他被拘束者、遺体の交換が行われている。同地域のすべての経済・輸送ラインは閉鎖されており、輸送管理にはロシア国境管理機関も一部協力している。

アルメニアのパシニャン首相は共同声明ついて、これは辛い決断だったが選択肢は他になかったと強調した。一方、アゼルバイジャンのアリエフ大統領は、合意文書の署名についてアルメニアの占領とコメントしている。

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