両企業の共同声明では、ワクチンBNT162b2の効果は年齢や人種、民族性に関係しないことが証明された。また65歳以上の患者での効果は94%超が示された。
患者のすべてサンプル(ワクチンをはじめプラシーボの接種でも)では、その後、新型コロナウイルスの10の重症例が確認され、そのうち9人がプラシーボの接種、1人がワクチンBNT162b2を接種していた。重大な副作用は確認されなかった。
これまでファイザー社は自社ワクチンの効果を約90%と発表していた。
現在ファイザー社は米国食品医薬品局(FDA)で早急にワクチンの登録手続きを行うことを予定している。
現在、世界ではコロナウイルスのワクチンの開発、試験が行われている。ロシアは先駆けて有効性92%のワクチン「スプートニクⅤ」の開発に成功しており、米モデルナ社のものもほぼ95%の有効性を示している。
ファイザー社とバイオエヌテック社のワクチン 最終データで効果95%
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