新型コロナウイルス

ニュージーランド、J&Jのワクチンを購入へ

ニュージーランドの政府は、新型コロナウイルスのワクチンについて、米国のジョンソン・エンド・ジョンソン社のワクチンを購入する契約を締結したことを明らかにした。
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発表によると、ニュージーランドは、臨床試験が終わった後、ワクチン500万回分を購入する。200万回分を2021年第3半期に受け取る。残りの300万回分が2022年に提供されるという。

モデルナ社とファイザー社のコロナワクチンを使用する構え=バイデン氏

ジョンソン・エンド・ジョンソン社は10月、新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験で、参加者の一人が原因不明の病気を発症したとして、治験を一時中止していたが、10月25日に第3相試験を近々再開すると発表した。

ジュネーブ国際開発高等研究所のグローバルヘルスセンターの専門家、スエリー・ムーン氏によると、裕福な国々は、世界の製薬会社と直接契約を結び、新型コロナウイルスのワクチンの安全性と有効性を確認する試験が行われる前に、大量のワクチンを購入している。その結果、発展途上国においては、供給されるワクチンの量では、新型コロナのリスクグループにいる全市民を感染から守ることは出来なくなる。

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