そのキーホルダーにはアクリル板がついており、大きさは横4センチ縦5センチほど。アクリル板の両面には修復前後の絵画のプリントが収められている。
今回カプセルトイに採用された美術作品群の1つが、2012年に話題になったスペインのフレスコ画『このひとを見よ』。磔刑前のイエス・キリストの姿が描かれたこの絵画は、百年前に制作され、彩色がはがれた状態だったところに地元女性が2012年に善意で修復。その修復後の作品が、個性的だと話題を呼んでいた。
このほかにも、修復作が話題になった『聖ジョージの彫刻』、『無原罪の御宿り』、『15世紀のマリア像』などもカプセルトイに採用されている。これらの絵画もスペインの作品。
ロケットニュース24によると、なぜこのテーマがカプセルトイに選ばれたのかは分からないという。
ハーバー・ビジネス・オンラインは最近、スペインの地元銀行の建物の正面を飾っている女性像の顔が、修復作業で修復前と全く異なる顔になってしまった話題を伝えている。