この軌道修正は3段階で行う。JAXAの専門家が第1段階目で飛行の角度を95%、その1時間後の第2段階では残りの5%を修正する。そして第3段階目では、専門家らがその軌道修正がどれだけ成功しているかを検証する。
小惑星探査機「はやぶさ2」は、十分に燃料を蓄えた状態で宇宙空間にとどまり、地球と火星の間を周回する直径約30メートルの小惑星「1998 KY26」の表面を調査する新たなミッションに用いられる。
JAXAは、「はやぶさ2」が地球に向かって飛行するのに合わせ、小惑星リュウグウの砂が入ったカプセルが光りながら地球へ届く「火球」の眺めを体感できるAR(拡張現実)を利用したアプリを公開している。