欧州中央銀行(ECB)理事のファビオ・パネッタ氏は、Libraユーザーは高いクレジットおよび市場のリスク、また流動的なリスクを負うことになり、一方でトーケンのリリースは「潜在的なシステム上の悪影響」となるおそれがあると表明した。
パネッタ氏は、2021年1月に予定されるファイスブック社の仮想通貨のリリース後に、ECBは「改めてソブリンマネーの検討」が求められることとなると強調した。
また同氏は、現在、デジタルユーロのリリースについての実験が行われていると述べた。
27日、フィナンシャル・タイムズ紙は、フェイスブック社が来年1月には自社仮想通貨を発表する可能性があると報じた。
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