トランプ大統領の近しい顧問は、大統領が選挙に負けたことを自覚しているかという質問に「はい、わかっています」と答えた。
別の話者は、機会がある限り、大統領は投票の結果に異議を唱え続けるだろうと述べた。
CNNの話者によると、トランプ氏はまだ勝つことができると信じたいが、ツイッターやメディアでの発言に反して負けたことは完全に自覚している。
以前、トランプ氏はCNNを自身の活動に関するフェイクニュースの拡散者と呼び、その情報源の実態を疑っていた。
一方、リーサ・マーカウスキー上院議員(共和党、アラスカ州選出)は、「トランプ氏は敗北を認めなければならないと思う。レースは終わったと思う」とCNNに語り、トランプ氏に敗北を認めるよう再び呼びかけた。
一方でマーカウスキー氏は、今回の選挙でトランプに投票したかという質問には回答を拒否した。
先に、ウィスコンシン州とアリゾナ州の選挙管理委員会が米国大統領選挙で民主党の候補者であるジョー・バイデン氏の勝利を確実にしたと報じられた。
このニュースに対し、トランプ氏はツイッターで「完全なる腐敗。我が国にとって嘆かわしいことだ!」と記した。
暫定の集計結果によれば、バイデン氏は当選に必要な270票を超え、複数の州で合計306人の選挙人を獲得した。主要な米メディアは大統領選挙で民主党候補のジョー・バイデンの勝利を確信している。バイデン氏自身も選挙の勝者だと考えており、多くの世界の指導者がバイデン氏の勝利を祝福した。
一方、トランプ氏は敗北を認めておらず、いくつかの州の法廷でこの結果について争っている。
24日、米国防省は、ジョー・バイデン氏への政権移行プロセス開始の通知を受け取り、省庁レベルで然るべき計画を実行していく予定であることを認めた。
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