日本 7〜9月期の全産業経常利益が28.4%減 減少幅は縮小に

日本の財務省が発表した2020年第3四半期(7〜9月)の全産業の経常利益は、前年同期より28.4%減の12兆3984億円であることがわかった。日本経済新聞が報じている。
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経常利益は6四半期連続のマイナスとなったものの、46.6%減った第2四半期(4〜6月)からは減少幅が縮小した。製造業の経常利益は、27.1%減の4兆1588億円。自動車産業では38.8%減となっていることが分かった。

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一方、設備投資は10.6%減の10兆8006億円で、2四半期連続でマイナス。業種別では製造業が10.3%減の3兆8864億円、非製造業は10.8%減の6兆9143億円。

全産業の売上高は、前年同期比11.5%減の309兆2524億円。こちらも経常利益と同様で、第2四半期よりは減少幅が縮小。5月に緊急事態宣言が解除され、経済活動の再開を反映した形となった。


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