SIRABEEの調査では、気前のよくない男性は恋愛の対象とならないと考えている層は50代が最も多い36.7%と3人に1人以上を示しており、続いて多いのが60代の31.5%だった。逆に最も少ないのが10代の14.0%。結婚を意識し始める20代、30代はそれぞれ22.1%、21.2%とほぼ5人に1人の割合だった。
50代、60代といえば積極的に結婚に踏み切る年齢とは言い難いことから、こうした見解は自分の恋愛時代の経験に基づいているのではないかと考えられる。しらべぇは彼女たちの恋愛時代は日本のバブルの最中であったことに注目している。
若い年代に割り勘を当然とする人が多い傾向はバブルも経験せず、女性の社会進出も当然になって、収入を得ていることと関係があるのかもしれない。最初から奢られて「マウントをとられたくない」から割り勘にしているという声も挙げられていた。
ロシアの場合、男性が奢るのが当たり前と思う女性はまだまだ多く、男性のほうも自分が出さないといけないと思ってしまう傾向は強い。社会進出に男女差のなかったソ連が崩壊し、働かないという選択肢も女性に生まれたが、この固定観念が日本のように変化していくだろうか。
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