どうなる2021年アカデミー賞授賞式 組織側が明かす

来年2021年のアカデミー賞授賞式の実施方法について、米テレビアカデミーの代表がVarietyに対して明かした。
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代表は、「来年2021年のアカデミー賞授賞式は対面性で行われる」と語った。

第93回アカデミー授賞式の日程は感染状況を考慮して2か月先の4月25日に延期されている。

映画館がこの時期までに営業を再開していない場合でも、授賞式組織側はバーチャル形式ではなく、3400人が収容できる恒例のロサンゼルスのドルビーシアターでの対面式授賞を主張している。

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現段階では、式場へ呼ぶ人数は明らかにされていない。

アカデミー賞の代表らは先日ドルビーシアターを視察し、安全確保の策を練った。ドルビーシアター側は式についてのコメントを一切断っている

COVID-19は映画界に深刻な損傷を与えた。多くの映画で撮影が中止され、初公開日も延期されている。アカデミーはノミネートの対象となる映画の公開日を2020年12月31日から2021年2月28日まで延長したほか、ストリーミング配信で公開された映画も選考の対象に含めると発表している。

現段階ではノミネートされた人のうち、オフラインでの参加にどれだけの人数が同意するかを語るのは特に高齢者の俳優など、時期尚早。アンソニー・ホプキンスなどは82歳、ソフィア・ローレンも86歳、メリル・ストリープも71歳だ。

米映画芸術科学アカデミーは先日、作品賞の選考に新たな基準を設けると発表している。

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