ロシア杯第5戦モスクワ大会は5日に始まる。
ロシア・フィギュアスケート連盟のサイト上ではこのように報告されている。
モスクワ大会にエントリーしていたフィギュア欧州選手権優勝のアレクサンドラ・ボイコワ&ドミトリー・コズロフスキー組は、ボイコワ選手の風邪のため、大会直前に出場停止が決定した。現時点では、ボイコワ選手、コズロフスキー選手ともにコロナウイルス検査で陰性となっている。
ロシアのフィギュア界では大物選手の感染が相次いでいる。3日には、エリザベータ・トゥクタミシェワ選手、ドミトリー・アリエフ選手がそろってコロナウイルス検査で陽性反応を示し、今大会の欠場が明らかにされた。また、4日には欧州選手権金メダリストのアリョーナ・コストルナヤ選手もコロナ検査で陽性反応を示したため、今大会の欠場が決まった。
この他、エフゲニア・メドベージェワ選手もコロナに感染し、今大会も背中の怪我ですでに欠場が決まっている。
12月22日から27日に行われるロシア選手権への出場資格には、ロシア杯への最低2回の参加が必須項目となっている。しかし、すでにロシア代表の36人のうち19人が様々な理由により、出場資格を満たしていない。
代表メンバーがロシア選手権に出場できない場合、彼らには1月末に開催予定の欧州選手権への道が閉ざされてしまう。ロシア・フィギュアスケート連盟のアレクサンドル・ゴルシコフ会長は、代表団の救済策として例外措置を講じる可能性を示唆している。
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