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米財務省が議会に9160億ドルの追加経済支援策を提案

米財務省は追加の経済支援策として9160億ドル(95兆3963億円)を確保することを議会に提案している。スティーブン・ムニューシン財務長官が声明で明らかにした。
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ムニューシン財務長官は8日に発表した声明の中で、経済支援対策として9160億ドルを確保することを議会に提案した。

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声明によると、ムニューシン財務長官は、下院のナンシー・ペロシ議長(民主党)と現地時間で17時に会談し、9160億ドルの支援策を提案したという。議会は9080億ドルの支援策を要請していたことから、議会の提案を上回るものとなった。

なお、9160億ドルのうち1400億ドルは給料補償プログラムの余剰金から充てられるほか、4290憶ドルは財務省の基金から拠出される見通し。

米議会はこれまで経済支援対策として3兆ドル以上の補正予算案を承認してきたが、トランプ政権との対立により、民主党が要求する追加補正予算案は8月以降から承認されていない。

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