メドベージェワ選手は、「11月の大部分と12月のはじめ、私は病気のため練習ができず、深刻な肺の障害から入院していました。現在、だいぶ元気になっていますが、でもリンクで滑ったのは12月8日だけです」とコメントした。
これに先立ち、ロシアフィギュアスケート連盟 のアレクサンドル・ゴルシコフ会長は8日、メディアのインタビューに答え、メドベージェワ選手は準備ができていないことから12月22日から27日までチェリャービンスクで開催予定のロシア選手権を棄権すると発表した。
メドベージェワ選手は全国大会の欠場を了承し、自身のキャリアの中で今シーズンはもっとも困難な時期と呼んだ。彼女は、「秋は背中の問題を抱え、痛みも酷かった。そのため1ヶ月以上トレーニングができませんでした。病院で多くの時間を過ごすことになりました。背中の具合が良くなった後、ようやくトレーニングモードに入りはじめましたが、今度はひどい病気にかかりました」と語った。
メドベージェワ選手は2020年はまったくスタートを切ることができなかった。最後に彼女が大会に出場したのは2019年のロシア選手権だった。
9月中旬、同選手はエテリ・トゥトベリーゼチームに復帰している。2018年からメドベージェワ選手はカナダでブライアン・オーサーコーチの指導を受けていた。