関越道では道路職員らによる食料、水、簡易トイレ、簡易毛布、ガソリンの配給が行われている。
こうした配給も全員には行き届いてはいない。飲料水がなく、雪を溶かして飲んでいるという人や、燃料切れが心配でエンジンを切って、暖房を使っていないという人からは命の危険を感じるという不安が発信されている。
交通障害は上信越道でも起きていたが、東日本高速道路によれば、17日午前にはほぼ解消されている。
日本の日本海側は今季最強の寒気の影響で大雪に見舞われた。一夜明けた17日も雪は降り止んでおらず、気象庁によれば、積雪量は新潟県湯沢町で181センチにも達している。冬型の気圧配置はこの先18日夜から19日にかけても強まる。17日午前、首相官邸の危機管理センターには鑑定対策室が設置された。
また大雪の影響で日本各地で停電が相次いでいる。兵庫県北部は午前11時半の時点でおよそ8390戸と最多の停電戸数になった。新潟県では午前6時の時点で1200戸が停電。この他、倒木によって道路がふさがれ、数県で孤立する世帯が出ている。