新型コロナウイルス

オーストリア、3度目のロックダウン導入へ

オーストリアでは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、パンデミック宣言以降で3度目となるロックダウン(都市封鎖)が始まった。オーストリア政府は当初、年末年始にかけて規制強化を行わない姿勢を示していたが、協議の末に最も厳重な形でのロックダウンをクリスマス後に実施することとした。
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オーストリアでは食料品を扱う商店や薬局、銀行、通信事業を除くすべての販売店が営業禁止となった。また、政府は企業に対し、可能な限りリモートワークを導入するよう要請している。パン屋などは営業が認められるが、テイクアウトのみの営業となる。

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ホテルや劇場、カフェ、レストランは11月3日からすでに閉鎖されている。フィットネスクラブやその他のスポーツジムも同様。

美術館などは12月7日に営業が再開されていたが、今回のロックダウンにより再び閉鎖となった。

床屋や美容院、ネイルサロンなど、顧客との距離が近いサービス業の営業も同様に禁止となった。

自宅からの外出は出勤や通学、通院などを除き、原則として禁止された。

このロックダウンは1月24日まで導入される見通し。24日以降はすべての経済活動再開が認められる。

なお、新型コロナウイルスのPCR検査を受けた人に限り、ロックダウンは1月18日で早期に解除される。こうした差別化を図ることでオーストリア政府は国民にPCR検査への対応を促す模様。

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