「私を殺害するためなら、サウジが軍事費全てを負担する」=ヒズボラ書記長

イスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ」のハッサン・ナスララ書記長は、アルマヤジン・テレビからのインタビューに応じた中で、自身を殺害するためサウジアラビアがその軍事行動に必要なすべての費用を負担する用意があると述べた。
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ナスララ書記長はインタビューの中で、イスラエルが殺害を企て、米国が軍事作戦の開始に応じれば、 サウジアラビアは作戦に必要なすべての予算を費やす用意があると述べた。またヒズボラは米国、イスラエル、サウジアラビアによる攻撃の危険にさらされているとした上で、サウジアラビアはイエメン内戦の開始当初から、ナスララ氏を排除しようとしていたと指摘した。

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ナスララ氏は、「2016年にドナルド・トランプ米大統領を訪問したムハンマド・ビン・サリマン皇太子は、米国から同意を得るため、わたしをせん滅する計画を提示した」とし、トランプ大統領という人間は理性を欠いており、怒らせると何をするか分からないため、残された任期中は非常に注意深く警戒する必要があると強調した。

一方、イラン革命防衛隊のガセム・ソレイマニ司令官がせん滅されたことについてナスララ氏は、これは米国、イスラエル、サウジアラビアの共同作戦によるものであるとして、トランプ大統領は大々的な殺害に対する責任を取るほどの人物になったと指摘した。

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