バレンツ海で漁船沈没 2人救助、17人行方不明

漁船「オネガ」号がバレンツ海で沈没した。乗っていた19人のうち2人が救助された。ロシア非常事態省が発表した。
この記事をSputnikで読む

沿海地方ナホトカ付近 外国船による石油流出 回収作業続く
ロシア北部のアルハンゲリスク州ノバヤゼムリャ島付近、バレンツ海域における「オネガ」号の情報は28日午前に届いた。

現時点の情報では、沈没の原因は着氷性の霧とみられている。非常事態省によると、船員の捜査救助に5隻が出動したという。捜査活動に航空機を使用することは悪天候のため難しいとされている。

救助された2人、船長は未だ見つからず

現時点では、船員と航海士の計2人が救助されている。非常事態省は「2人はウェットスーツを着用していた。他の乗組員との連絡はとれていない」と伝えている。

非常事態省広報によると、沈没船で行方不明の17人は死亡の可能性が高いとみられている。同省はバレンツ海域の水温は極めて低いとしている。

関連ニュース

コメント