新型コロナウイルス

ドイツで8人がファイザー社のワクチン5回分を接種

27日、ドイツの高齢者施設の職員8人が間違いからファイザー社とバイオエヌテック社のコロナウイルス用ワクチン5回分を接種された。予防措置として4人が入院した。地元当局が発表し、ロイター通信が報じた。
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当局によると、シュトラールズントのある老人ホームで66歳から82歳の1人の男性職員と女性職員7人が、ファイザー社とバイオエヌテック社が共同開発した新型コロナウイルス用の米国製ワクチン5回分を誤って接種された。

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地区当局のステファン・カース代表によると、ミスが判明し、接種を受けた職員には説明が行われ、帰宅するように促された。その後、彼らのうち4人が観察のため入院することとなった。これらの患者らにはインフルエンザのような症状が見受けられた

カース代表は、「私はこの事故をとても残念に思っている。この事故は個人のミスによるもので、今後断じて起こることはありません」と表明した。

欧州医薬品庁(EMA)は米ファイザー社と独バイオエヌテック社の共同開発のコロナウイルスのワクチンをEU圏内で条件付きで使用することを承認した。

ドイツでは、他のEU諸国と同様に、12月27日からファイザー社とバイオエヌテック社の新型コロナウイルス用ワクチンの任意で無料の大規模な接種が開始された。80歳以上の人々や高齢者施設の居住者および職員は、ワクチン接種キャンペーンの優先グループになっている。

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