中国企業の時価総額、パンデミックで数兆ドル増加

2020年、中国の上場企業の時価総額は、新型コロナウイルス流行後の急速な回復のおかげで約4兆9000億ドル(約505兆5000億円)増加した。
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米国の2倍の速さ

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのデータによると、12月22日時点の中国企業の時価総額は年初から41%増の16兆7000億ドル。中国の増加率は米国の2倍。米国企業の時価総額は21%増の41兆6000億ドル。

クレインシェアーズの最高投資責任者ブレンダン・エイハーン氏は「中国にとっては非常にうまくいった年だった」と指摘した。

中国企業の時価総額ランキング

米政権の対中制裁で米企業が吸う甘い汁 フィナンシャルタイムズ紙
12月24日時点のIT大手テンセントの時価総額は6830億ドルで1位。2位はIT大手アリババ(6100億ドル)、3位は酒造企業の貴州茅台酒股分有限公司(3520億ドル)。貴州茅台酒股分有限公司は時価総額に関して数年前から世界最大のスピリッツ製造企業であり続けており、西側の酒造企業ディアジオやアンハイザー・ブッシュ・インベブ だけでなく、ザ コカ・コーラ カンパニーやLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンをも上回っている。

4位は時価総額2560億ドルの中国工商銀行、5位は保険会社の中国平安保険(時価総額2270億ドル)。

プラス要素

ウォール・ストリート・ジャーナルは、新型コロナウイルスの世界的流行を前に中国がその安定性を示し、大国の中でいち早く経済成長を取り戻したことなど、多くの要素が中国企業の株価に有利な影響を及ぼし、中国人のみならず投資家たちの中国資産への信頼が高まったと指摘している。

中国の通貨、人民元は今年、対米ドルで6%超上昇した。

テンセント、ピンドゥオドゥオ、メイトゥアンなどのIT企業は、消費者のネットショッピングやオンラインゲームの利用率増加によって利益を得た。

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