WHO代表 2020年の重要な教訓を指摘

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス総局長は、この1年間の出来事と新型コロナウイルスのパンデミックは、2021年に向け学ぶべき多くの重要な教訓を世界に示したと語った。
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中国で新型コロナウイルスの感染拡大がはじまった日を前に、WHOの責任者がこの点について動画で表明した。この動画は機関のYouTubeチャンネルで公開された。

テドロス事務局長によれば、2020年は、各国政府がヘルスケアへの投資を増やす必要があることを示したという。まずはじめにすべての市民が新型コロナウイルス用ワクチンにアクセスできるよう保障する必要がある。さらにWHOの責任者は、政治家たちは、避けて通れない次のパンデミックに備えて保健システムの完全な準備を確認する必要があると指摘した。

WHO 2021年の主要課題は変異種の検出
テドロス事務局長は、新型コロナウイルス用ワクチンの接種が取り組まれる間、重要なのは、マスクの着用や距離の確保、手洗い、人込みを避けること、開かれた場所での面会など、既存の抗ウイルス対策を順守し続けることだと強調した。

同事務局長によれば、過ぎさった年のもっとも重要な教訓は、人類が共同作業を行い、連帯の力を発揮するということだという。テドロス事務局長は、このことが現在および将来の命を救うことになると指摘した。

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