新型コロナウイルス

コロナウイルス「英国」変異種 41か国で検出

新型コロナウイルス「英国」変異種はすでに41の国と地域で発見されている。世界保健機関(WHO)が発表した。
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WHOでは、1月5日時点の状況としたうえで「少数のケース」と指摘している。一方で当初、南アフリカで確認された変異種が6か国で見つかったことにも言及している。

WHO 2021年の主要課題は変異種の検出
昨年12月中旬、英国で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異種が発見されたことが明らかになった。南アフリカ保健省はこれより前、501.V2という同国では新種のコロナウイルス変異が検出されたことを発表している。

新型コロナウイルスの新たな変異種

英国のハンコック保健相は2020年12月14日、国内で新型コロナウイルスの変異種が検出され、これがイングランド南東部での急速な感染拡大に関係している可能性があると伝えた。現時点での分析によると、変異種は従来種よりも感染速度が速く、感染力は70%余り強い可能性があるという。 一方、現在のところ、変異種が致死率や重症率を上げる証拠は見つかっていない。この変異種はすでに8カ国で確認されており、ロシアを含む一連の国が英国との航空便を一時停止した。当初、日本は英国からの入国者に対する水際対策を強化すると発表したが、日本政府は12月28日、全ての国・地域からの外国人に関し、条件付きで認めてきた新規入国を2021年1月末まで一時停止した

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