トランプ大統領の弾劾決議案、週明け月曜日に下院へ提出

米国では週明け月曜日、トランプ大統領の弾劾訴追決議案が下院に提出される。民主党のテド・リュー下院議員がツイッターへの投稿で明らかにした。仮に決議案が可決されれば、トランプ大統領は米国史上初めて2度目の弾劾を受ける大統領となる。
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リュー下院議員は9日のツイートで、弾劾訴追決議案を提出することを回らかにした。

我々は下院の公式会期中である月曜日に弾劾訴追決議案を提出する。

議事堂の占拠事件を受けて、下院の民主党議員らは大統領を弾劾する決議案の付随資料を作成して拡散していた。資料には職権乱用に関する批判が盛り込まれている。

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CNNテレビが報じたところによると、トランプ大統領は弾劾が始まった場合、顧問弁護士のルドルフ・ジュリアーニ氏とアラン・ダーショウィッツ氏を弁護人の候補として検討しているという。

大統領の辞職を求める声は与野党から上がっている。ジョン・ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)はCNNテレビの生中継で、「彼は辞職すべきだと思うが、そうなる可能性はほとんどゼロだろう」とコメントした。


1月6日、トランプ大統領は支持者らを集め、「議事堂の弱腰共和党議員らを助けよ」という趣旨の発言を行った。その直後、支持者らは米議事堂に突入して占拠した。その際、米空軍のベテラン隊員(女性)が射殺されたほか、警官が負傷、後に死亡が確認された。加えて、3人が騒動の最中に死亡した。議事堂ではジョー・バイデン氏の大統領選における勝利を確定する会議が行われていたが、支持者らの侵入によって会議は数時間にわたって中断された。

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