これにより日本企業「NEC」や「富士通」には英米の5G機器市場におけるシェア拡大のチャンスが生まれることになる。中国大手ファーウェイを同市場から締め出すことで、同市場では通信機器メーカーが多様化する可能性も出てきた。
読売新聞によると現在、ファーウェイは通信基地局関連の世界市場で33%を占めており、その後にエリクソン(スウェーデン)25%、ノキア(フィンランド)19.9%が続く。同紙によると、米英両政府はファーウェイを除くと機器供給元が限定されてしまうことから、日本企業を加え供給元の選択肢を広げたいとしている。現在、NECと富士通の同市場のシェアはわずか1%強。
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