新型コロナウイルス

世界の新型コロナによる犠牲者実数は公式集計より40%多いおそれ=WSJ

世界の新型コロナウイルスのパンデミックによる犠牲者数は実数と統計数には40%の差があるおそれがある。ウォール・ストリート・ジャーナル紙が約60ヵ国の死亡データと公式報告に反映されていない82万1000人超の死亡例を分析し報じた。
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ジョンズ・ホプキンズ大学のデータによれば、世界の新型コロナウイルスによる死亡者数は200万人に近づいている。しかし、実際の犠牲者数はすでに280万人超となっているおそれがある。

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ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、世界の人口の約4分の1が暮らす59ヵ国のデータを分析しこうした結論に達した。これらの国々では2020年末までのコロナウイルスによる全死亡事例の4分の3が記録されている。

同紙は、保健分野の専門家を引用し報じたが、彼らは、「大多数ではないとしても、多くの人たちの死」がこのコロナウイルスの直接的な関係から「除外」され、特にパンデミックの第1波に関しては多くの死亡者に検査が実施されていないと主張している。またいくつかの死亡例は病院のひっ迫とノックダウンを引き起こしたパンデミックに間接的に関係しており、このことが人々が必要な救急医療の受診を受けられない事態を生じさせた。


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