新型コロナウイルス

ドイツ 新たなコロナウイルス変異種発見

ドイツ・バイエルン州ガルミッシュ=パルテンキルヒェン郡の病院で新型コロナウイルスの未知の変異種が検出された。18日にドイツ紙Münchner Merkurが報じている。
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この病院のコロナウイルス感染症患者は73人、そのうち21人は病院職員。同紙によると3人にコロナウイルス変異種が確認されたという。

検査結果をベルリンのシャリテー病院に送ったところ、同院で新しい変異種であることが確認された。また現時点で、世界中で1万2000を超えるSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)の変異種が検出されている。

今まで発見されている他のコロナ変異種

2020年12月末、世界数か国で感染患者から数種の変異種が一度に検出された。

12月中旬、英国で新たな変異種SARS-CoV-2が検出された。英国政府は、この変異種の感染性は極めて高いとして、国民に厳格な注意を呼び掛けた。

12月19日、南アフリカ共和国が新たな変異種が検出されたと発表。同国のズヴェリ・ミフゼ保健相は変異種は過去2か月間に複数の患者から検出されており、英国型に類似して極めて感染性が高いと語っている。

英国と南アに続いて、デンマーク、ブラジルでまた別の変異種が見つかった。ブラジルは自国で検出された変異種の感染性はそれまで他国で見つかっているものをはるかに上回ることを明らかにしている。

12月25日、今度はアフリカ大陸のナイジェリアでも変異種が見つかった。ただし同国政府は、現段階で感染性や重症化の危険性について断定するには変異種による感染者数はあまりに少ないと発表している。

1月14日、米オハイオ大学の研究チームはさらに2つの新株を発見した。そのうち1つは英国型の変異種に似ているが、もうひとつはさらに感染性が強いことが明らかになった。

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