日本酒や焼酎のユネスコ無形文化遺産登録目指す=菅首相

菅義偉首相は18日の施政方針演説で、日本酒や焼酎の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録を目指すと表明した。世界的なブランド価値を高め、輸出量増加につなげる見通し。共同通信のほか、日本の各メディアが伝えた。
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菅首相は、18日の施政方針演説で日本国内の観光事業に触れ、「わが国には内外の観光客を惹きつける『自然、気候、文化、食』がそろっており、新型コロナを克服した上で、世界の観光大国を再び目指す」と発言した。

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その上で、菅首相は「日本酒、焼酎などの文化資源についてユネスコ無形文化遺産への登録を目指す」と述べた。

ユネスコは登録が少ない国の審査を優先しているため、登録件数の多い日本の候補は2年に1度の頻度で審査が行われている。次の2022年の審査に向け、政府は既に豊作祈願や厄払いの踊り「風流踊」を申請した。

日本酒、焼酎は、2024年の登録を目指している。日本政府は日本酒や焼酎について、こうじを使った伝統的な醸造技術として申請を検討しているという。

現在、日本にあるユネスコ世界文化遺産は19件。歌舞伎や能楽のほか、2013年には「和食」が登録された。

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