新型コロナウイルス

英国の変異種、感染力・死亡率ともに高い=英首相

2020年12月に英国で確認された変異種はそれ以前の新型コロナウイルスよりもさらに死亡率が高い。英国のボリス・ジョンソン首相が22日の記者会見で明らかにした。
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ジョンソン首相は22日の記者会見で、英国で確認された変異種は感染後の死亡率がより高い可能性があるとした。ブリーフィングで提示された資料によると、通常の新型コロナウイルスの場合、死者は感染者1000人あたり約10人と報告されているが、変異種の場合、死者は13人から14人にまで増加するという。

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なお、英国で接種が始まっているファイザーアストラゼネカ、いずれのワクチンも変異種に効果を発揮しているとのこと。

英国型変異種
英国のハンコック保健相は2020年12月14日、国内で新型コロナウイルスの変異種が検出され、これがイングランド南東部での急速な感染拡大に関係している可能性があると伝えた。現時点での分析によると、変異種は従来種よりも感染速度が速く、感染力は70%余り強い可能性があるという。世界保健機関(WHO)によると、新型コロナウイルスの英国型変異種はすでに60カ国・地域で確認されている。

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