報道では、ロシアの名誉テストパイロットのマゴメド・タルボエフ氏が1月に発出した声明を紹介した。それによれば、その機動性によりSu-57は1対1の空中戦ではF-35 Lightning IIを上回っているという。その際、同氏は「現在はすでに1対1で対戦するような時代ではない」と認めている。
同氏のこの発言にコメントし、ナショナル・インタレスト誌では、1対1の空中戦は「過去の遺物」と指摘しつつ、今後もSu-57とF-35のさまざまな対決が想定され、特に防空およびレーダーの最新システムの利用が加わると強調する。
同誌では、「空中戦を行う2人のパイロットは、戦闘の壮大な一部分を構成するが、21世紀の戦闘遂行の現実とは何ら関係がない」と指摘した。
しかし、ナショナル・インタレスト誌は、「F-35のパイロットは、他の条件が等しいなら、敵軍のSu-57機との対戦を完全に避けるために、あらゆる手段を講ずることになる」と認めた。
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