リンク氏はインモフォンについて「これはウイルス性疾患に対して働き、その免疫系の働きの後に細胞を見事に回復させる。すなわち、多くの専門家が新型コロナウイルス感染症による死因の1つだと考えるサイトカインストーム(免疫が自分の体を破壊し始める)を一掃する」と説明した。
リンク氏は、この薬はハンセン病治療薬がベースとなっており、外国製の強力な抗ウイルス薬「ダプソン」とメチルウラシルの2つの分子が組み合わされており、これらが体の組織の代謝を活性化し、再生過程を促進すると語った。
この新薬は、自己免疫疾患、感染症、血液の悪性疾患の治療にも使用できるという。
リンク氏によると、新薬は現時点で高齢者のボランティア患者およそ700人によってテストされている。
リンク氏は「感染後の重症化も死亡例も一度もなかった」と述べた。
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