ミャンマー クーデター後にフェイスブックへのアクセスを停止

ミャンマーの軍事政権は、インターネットプロバイダー各社にフェイスブックへのアクセスを一時的に停止するように命じた。同国では、クーデターが発生した数日後に抗議活動が起きている。ブルームバーグ通信が報じた。
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ミャンマー運輸通信省は、国内の「安定」を維持するため、7日までフェイスブックへの接続を停止するとの命令を出した。

ミャンマーのクーデター スー・チー氏の政治家としての力不足も要因か
フェイスブックの広報担当者は同通信社に対し、「現在、一部の人々へのフェイスブックのアクセスができなくなっている」との認識を明らかにしている。

フェイスブックの広報担当者は、「ミャンマーの人々が家族や友人とコミュニケーションを取り、重要な情報にアクセスできるよう当局に接続の回復を要請する」と声明で発表している。


ミャンマーでのクーデター

ミャンマーでは1日、クーデターが発生。このクーデターで国軍はウィン・ミン大統領、アウン・サン・スー・チー国家顧問や与党・国民民主連盟の指導者を逮捕した。

このクーデターにより、ミン・アウン・フライン将軍が事実上の国家指導者となった。同将軍は1年間の非常事態を宣言し、ミン・スエ副大統領が大統領代行に就任した。

政権を掌握した国軍は、非常事態宣言が解除された後に総選挙を行うとの意向を表明した。国軍は前回の総選挙の結果を再び確認し、新たな総選挙の投票によって合法的に選出された政党に政権を譲渡する。

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