ミャンマー クーデターに対する抗議行動に数千人が参加【写真】

6日、ミャンマーでクーデターに反対するはじめての大規模な野外抗議行動が数千人の参加で取り組まれた。ミャンマーのニュースサイト「Mizzima」がフェイスブックで報じた。
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SNSには抗議行動の写真が投稿され、そこではプラスチック製の盾をもち、防弾チョッキを着用した警察隊が写っており、また、デモに参加した無数の人たちが、映画『ハンガー・ゲーム』で話題となった「三指の敬礼」を示した手を振り上げながら行進をしている様子が見られる。このポーズは、香港と台湾のデモ隊が民主主義の闘争のシンボルとしたもの。

多くの抗議行動の参加者らは、「国民民主連盟」のシンボルカラーである赤色を身につけている。同連盟の政権は1日に軍部によって権力を奪取された。

ミャンマーのクーデター スー・チー氏の政治家としての力不足も要因か
同サイトは、デモの際、警察は「数百人を拘束し、トラックで彼らを連れて行った」と報じた。

AFP通信によれば、行動参加者数は千人超とされ、拘束者については報じていない。

ミャンマーでのクーデター

ミャンマーでは1日、クーデターが発生。このクーデターで国軍はウィン・ミン大統領、アウン・サン・スー・チー国家顧問や与党・国民民主連盟の指導者を逮捕した。

このクーデターにより、ミン・アウン・フライン将軍が事実上の国家指導者となった。同将軍は1年間の非常事態を宣言し、ミン・スエ副大統領が大統領代行に就任した。

政権を掌握した国軍は、非常事態宣言が解除された後に総選挙を行うとの意向を表明した。国軍は前回の総選挙の結果を再び確認し、新たな総選挙の投票によって合法的に選出された政党に政権を譲渡する。

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