新型コロナウイルス

米国の著名な感染症専門医 ロシア製ワクチン「スプートニクV」の高評価を喜ぶ

米国の著名な感染症専門医アンソニー・ファウチ氏は、ロシアの新型コロナ用ワクチンの効果に関するニュースを大歓迎した。同氏は雑誌『JAMA Network Open』のインタビューで喜びを述べた。
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インタビューでは、ファウチ氏が医学誌『The Lancet』に掲載された製薬に関する発表に驚かされたかについて質問がされた。

ロシア製コロナワクチン「スプートニクV」 25ヶ国で登録予定

同氏は、「いいえ、私はこのことを嬉しく思いました。私たちは、みんながゴールし、トロフィーを受け取ってもらいたいのです。ですから、ロシアに90%以上の効果があるワクチンがあるなら、それは素晴らしいことです」とコメントし、このワクチンはロシアの人たちだけでなく、それを必要とする他の国々の人々にも安全を提供すると指摘した。

また、ファウチ氏は、この分野での各国の成功が人類の世界的保護の確立への一歩となったと強調した。


「スプートニクV」

ロシアは今年8月11日、世界で初めて新型コロナウイルスのワクチンを承認した。ワクチンは「スプートニクV」と名付けられた。臨床試験はロシア保健省から許可を得たガマレヤ国立疫学・微生物学研究センターによって6月から7月に実施された。「スプートニクV」は、これまでに多くのワクチンが生産されたすでに知られているプラットフォームを基盤につくられた。ロシア保健省によると、これまでに実施された「スプートニクV」の接種は、最大2年間の長期的な免疫を与えることを示している。11月11日、ロシア開発のスプートニクⅤワクチンは治験第3フェーズにおいて92%の有効性を発揮した。 

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