専門家らによれば、空中戦のスピードは将来はるかに急速化する。パイロットはわずか数秒で複雑な決定が迫られるが、その際に様々なシステムが示す大量のデータを処理せねばならない。そんなパイロットの作業を簡略化してくれるのが、航空機の最大限自動制御だ。
Su-57の設計局「スホーイ」のある専門家は、同機の性能を以下のように描写している。「理論上はパイロットは離陸後、着陸態勢に入るまで、一切操縦に関与しなくてよく、標的を探し、それを攻撃していればいいことになる。しかもこのプロセス(編集部:敵を見つけ出し、攻撃する)もかなりのパーセントで自動化されている。」
2020年5月、スプートニクはSu-57が飛行試験で無人モードのテストも開始したと報じた。テストは敵機1機に攻撃するという想定で行われた。Su-57のパイロットは操縦席に座っているものの、無人モードでは動作は飛行制御に限定されていた。
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