情報筋がソウルのサイト「Daily NK」に伝えたところによれば、1月1日、北朝鮮との国境に近い中国の遼寧省丹東市の縫製工場の女性職員(20歳過ぎ)が妊娠していることが判明した。女性の同僚らはこのことを上司に伝え、その後、中国の北朝鮮領事館が調査を始めた。
調査の中でこの女性が売春を行なっていたことが判明した。また、北朝鮮お男性労働者の1人がその斡旋を行なっていた。この男は、工場の外れに彼女を連れ出し、中国の工場のマネージャーとの密会を設定していた。
男は同マネージャーから2000元(約3万2000円)を受け取り、女性は1000元(約1万6000円)をもらっていた。
これまでのところ、売春が女性の同意によるものなのか、また、強制だったのかは明らかになっていない。
情報筋によれば、売春の斡旋者は現在、自宅で拘留され、北朝鮮に帰される予定である。北朝鮮へ帰国した場合、彼は厳罰に処されることが予想される。
女性は仕事に戻ったが、彼女が今後どうなるかについては明らかではない。情報筋は、北朝鮮に帰国した際に彼女が罪を逃れるのは困難だと予想する。
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