新型コロナウイルス

WHOが新たな菌株の感染が広がる国にアストラゼネカ社製ワクチンを推奨

新型コロナウイルスが重症化した際の製薬の効果に関するデータが十分ではないにも関わらず、同ウイルスの新しい菌株が確認された国々ではアストラゼネカ社製ワクチンの利用が推奨されている。
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スペイン アストラゼネカ製ワクチンの高齢者への接種は実施しない
世界保健機関(WHO)の免疫の専門家グループが、南アフリカや英国で確認された菌株に対するワクチンの効果について研究を行なった。

アストラゼネカ社製ワクチンは英国で発見されたウイルスに対する高い効果を示した。しかし、南アフリカで確認された菌株に関する研究では、同グループの責任者であるアレハンドロ・クラビオト氏は、「中間分析では、軽度または中度の症状に対しワクチンの効果の低下が見られた」と指摘した。

しかし、同氏は、試験量が少ない中では南アフリカの菌株による重症化ケースでワクチンにどの程度効果があるかについて意見を言うことはできないと強調した。

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