マスターカード、2021年に仮想通貨決済に対応する計画

米マスターカード社は、2021年中に同名の決済システム内で複数の仮想通貨を用いた決済を開始する方針を発表した。
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マスターカード社のエグゼクティブ・バイスプレジデント、ラジ・ダモダラン氏(デジタル資産・ブロックチェーン・パートナーシップ担当)は「現在われわれは、仮想通貨と決済の将来に向けて準備しており、今年マスターカードは、われわれのネットワークを介して直接行われる特定の仮想通貨を用いた(決済)サポートを開始する」と発表した。

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マスターカード社は、複数の仮想通貨を用いた決済を実行する用意があるという。例えば、実物資産に裏付けられたステーブルコイン(Stablecoin)など。

マスターカード社は、人々が日常生活でもデジタル通貨で支払うことができるよう、デジタル通貨の安定性を支えることが重要だと考えている。

またマスターカード社は現在、世界中の複数の中央銀行と積極的に協力している。まさにこれらの中央銀行は将来、「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」と呼ばれる新たなデジタル通貨を発行する可能性がある。

9日、仮想通貨ビットコインの価格が再び過去最高値を更新し、4万8000ドル(約503万円)を突破した。専門家らは、ビットコインの価格が今後7万ドル(約733万円)に達する可能性もあるとしている。

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