小池知事、五輪ボランティアに「戻って」 全国で970人

東京都の小池百合子知事は12日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の辞意を受け、ボランティアの辞退者に対して「また戻って来ていただくことを心から期待している」と呼び掛けた。日本のマスコミが伝えた。
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報道によると、12日までに都市ボランティアの172人が辞退した。苦情や抗議などの電話やメールは累計2118件に上った。

朝日新聞の集計によると、12日までに辞退したボランティアは全国で合計970人に上っている。

先に、小池氏は森氏の後任選出について「どのように決めるか、世界が見ている。手続きに透明性を持って進めてもらいたい」と述べたと伝えられていた。

森会長の発言は容認できず=サキ米大統領報道官

森氏は3日、JOCの臨時評議員会で、JOCが掲げる女性理事を増やす目標について「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し、自身がかつて会長を務めた日本ラグビー協会で女性理事が増えていることを例にあげ「今までの倍、時間がかかる。女性というのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげて言うと自分も言わなきゃいけないと思うのだろう。それでみんな発言する」などと述べていた。その後、森氏は謝罪したうえで「不適切な発言だった」とし発言を撤回したが、「辞任する考えはない」とも語った。

森氏の女性差別的な発言に対する日本社会の怒りの反応について、スプートニクの特集記事はここからお読みいただけます。

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