英国の国家プログラムには、2016年より前に製造されたディーゼル車と、2006年より前に製造されたガソリン車が含まれている。
英国では今春、渋滞を減らし、空気の質を改善することを目的としたパイロットプログラムがスタートする。期間は2年間で、終了後に当局がその有効性を評価する。
英国運輸省のデータによると、英国の住民の2019年の自家用車の走行距離は計5740億キロで、5年前より11%増加した。
自転車と徒歩による往来に関する慈善団体の代表、グザヴィエ・ブライス氏によると、英国では二酸化炭素排出量の最も大きな部分を自動車が占めており、二酸化炭素を巡っては「英国経済に年間数十億ドルの費用がかかっている」という。
昨年12月、日本は2030年半ばまでにガソリンエンジン車の新車販売を禁止すると報じられた。日本の経済産業省が発表した今後30年の「グリーン成長戦略」によると、ガソリン車に代わって電気自動車やハイブリッド車などが主流となる。
関連ニュース