実は、心を落ち着かせ血圧を下げるのに適した音楽はクラシックなヘヴィメタル、また1980年代と2000年代のポップヒットだということが分かった。一方、テクノ、ダブステップ、チルアウト(通常はリラクゼーション音楽として位置づけられている)は心拍数の増加や不安感増幅につながるという。
調査には年齢18歳から65歳までの男女1500人以上が参加。様々な音楽ジャンルが入ったスポティファイのプレイリストを流し、同時に状態の変化を記録した。
調査責任者のオマル・アヴランミシュ氏はヘヴィメタルのプラス効果について、アグレッシブな音楽は「聴く人が自分の感情を認識する」手助けになると説明する。ポップヒットについては、懐かしさを感じさせ、幸福ホルモンや落ち着きホルモンと呼ばれるエンドルフィンやセロトニンの生成を刺激するという。
2019年、第1回「ヘヴィメタルで編み物」世界選手権では日本が優勝した。