日本 スズキの鈴木修会長が辞任 40年以上経営トップ務める

日本の大手自動車メーカー「スズキ」の鈴木修会長(91)が、今年6月に退任することがわかった。同会長は6月の定時株主総会をもって取締役を退任し、相談役に就く。24日、日本のメディアが報じた。
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鈴木会長は1978年に社長に就任。以来42年余り、社長・会長として同社の経営トップを務めてきた。

トヨタとスズキが資本提携 自動車業界での再編すすむ 変革期迎え生き残りかけ

日本では国内トップクラスの軽自動車メーカーとしての地位を築き上げたほか、海外進出にも積極的に取り組み、1980年代には他社に先駆けインドに進出。現地シェアトップのメーカーとして成長させた。

また2019年にはトヨタ自動車と資本提携の関係を結び、会社の成長をけん引した。

日本時間同日夜、鈴木氏はオンラインで記者会見を開き、退任理由について「2030年、2050年のスズキの基礎をつくる経営計画を策定し、役員体制を一新して後進に道を譲ることを決めた」と説明した。

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