コストルナヤ選手は新型コロナウイルスに感染した影響により、12月末にロシア選手権、2月初旬にチャンネルワンカップを欠場した。27日に行われたロシアカップファイナルのショートプログラムではジャンプシークエンスにミスが生じ、70.14点で6位にとどまった。
プルシェンコ氏は、リアノーボスチ通信の電話取材でこのように語った。
アリョーナはまだコロナウイルスから回復できていない。コロナ感染後、彼女はひどい扁桃炎を患い、免疫力が完全に損なわれている。出場するかどうか決めるのに長い時間がかかった。アリョーナに出場する準備ができているかどうか尋ねたところ、彼女は「とにかく出場します」と答えた。彼女をとても尊敬している。アリョーナは最後まで戦いに挑んだが、おそらく、欠場させたほうがよかった。しかし、私たちはアスリートだ。最後まで戦う。
さらに、プルシェンコ氏はこのように述べた。
アリョーナはフリープログラムでも演技する。肉体的に非常につらいだろうが、彼女ならできるだろう。あらゆるアスリートにも上手くいかないことはあるので、アリョーナを「見捨てる」べきではない。まだまだこれからだ。今、彼女にとって重要なのは回復し、この大会を終え、次に進むことだ。
フィギュアスケートのロシアカップファイナル2021は27日、モスクワで女子シングルのショートプログラムが行われ、カミラ・ワリエワ選手が88.71点で首位に立った。
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