中国人民解放軍東部戦区の声明では「米国のミサイル駆逐艦ジョン・フィンが3月10日、台湾海峡を通過した。米国船の行動は誤ったシグナルを送り、故意に障害を起こし、地域の状況を不安定化し、台湾海峡の平和と安定を損なっている」と述べられている。
航行中は中国人民解放軍東部戦区が追跡し、あらゆる脅威や挑発に対応する準備を整えていたという。
中国の王毅外相は米国の新政権に対し、台湾問題の敏感さを十分に認識し、共同コミュニケの規定を順守し、「火遊び」をしていた前政権のやり方を止めるよう強く求めた。
米国は1979年1月1日に中国との外交関係を樹立、米国は台湾との公式な関係を断絶した。それ以来、米国は「一つの中国」政策の枠の中で台湾を承認していないが、台湾とは緊密な関係を維持している。