米国は1月、シャオミ他、中国の8企業をブラックリストに加えた。これら9社は中国政府に関与しており、米の国家安全保障を脅かすとの理由からだ。
中国企業に対する制裁措置は、米国企業および国民による一切の金融取引を禁止、また米国の個人・法人は一定期間内にシャオミ株を売却することを義務付けていた。
程なくシャオミ側はワシントン裁判所に提訴。企業のブラックリスト入りは憲法に反する行為であり、米当局はシャオミと中国特殊機関との関係について何の証明も提示できていないと主張していた。
裁判所は、シャオミが米国の安全を脅かしているとの米国防省の判断を根拠がないものと認めた。