東京五輪・パラリンピック組織委員会は、25日に行われる聖火リレーの出発式典について、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため一般の観覧を見送り、無観客で行うと正式に発表した。先に、日本の複数のマスコミがこれについて報じていた。
最初のランナーは、2011年のサッカー女子W杯ドイツ大会で優勝した当時の日本代表「なでしこジャパン」のメンバーが務めることになっている。
このうち米リーグでプレーする川澄奈穂美選手は、聖火リレーへの参加を辞退することを表明した。川澄選手は自身のツイッターで「未だに感染症問題が収束せず、アメリカ在住ということもあり、この判断をいたしました。我慢の日々が続きますが、みんなで踏ん張りましょう」などと述べた。
このほか、海外でプレー中の岩渕真奈選手、熊谷紗希選手、永里優季選手は入国制限やリーグ戦の日程などを理由に参加を断念した。
聖火リレー出発式典は25日、福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)に行われる。聖火リレーは日本全国を121日かけて巡る。しかしながら、各地で著名人などのランナーの辞退が相次いでいる。
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