露大統領府、バイデン氏の発言に反応 露米関係の歴史においてこのような発言はなかった

ロシアのペスコフ大統領報道官は、ABCニュースのインタビューでのバイデン米大統領の発言について、バイデン氏はロシアとの関係改善を望んでいないことを示したとし、露米関係の歴史においてかつてこのような発言はなかったと指摘し、ロシア大統領府は今後、米国との関係においてこれに立脚するとの考えを表した。
この記事をSputnikで読む

米国 対露貿易の制裁拡大へ ナワリヌイ氏を理由に
バイデン氏はABCニュースのインタビューで、ロシアが米大統領選挙への介入を試みたとされることに対してロシア指導部は「代償を払う」ことになると述べた。またバイデン氏は、プーチン大統領は「人殺し」だと思うかとの質問に、「そう思う」と答えた。

ペスコフ氏は、バイデン氏の発言をロシア大統領府はどのように受け取ったか問われ、「私はこれに対して多くは語らない。これは米大統領の非常に悪い発言だとだけ言っておく」と指摘した。

またペスコフ氏は「バイデン氏がロシアとの関係改善を望んでいないことは明白だ。我々は今後、まさにこれに立脚する」と強調した。

ペスコフ氏によると、今後、モスクワに召喚した駐米大使との協議などでアプローチの分析が行われる。

コメント