北朝鮮国籍者 資金洗浄などで米国に身柄引渡しのうえ裁判へ

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)国籍のムン・チョルミン被告(55)がマレーシアから米国に引き渡され、出廷する。北朝鮮国籍者の米国への身柄引き渡しは初。米司法省が公式サイトで発表した。
この記事をSputnikで読む

ムン容疑者はマネーロンダリングの疑いで起訴されており、金額の規模は150万ドル(約1億6300万円)に上るという。

北朝鮮政策を見直し中のバイデン政権 成功の見込みは上がるか?
同省によると「米国法違反で米国に引き渡されるのは北朝鮮諜報部員としては初、対外諜報員としては史上2人目」という

訴状および他の関連文書によると、ムン被告は2013年4月から2018年11月の間、「米国金融システムへの不正アクセスを目的として」他者と共謀。ペーパーカンパニーや偽名口座を利用して北朝鮮に向けた取引を隠蔽していた。起訴内容は北朝鮮に対する米国・国連制裁の違反。その他、容疑者は北朝鮮情報機関の偵察総局とも関係があったとみられている。

関連ニュース

コメント