日本 ニュース番組のウェブCMが炎上 テレビ朝日が取り下げ謝罪

日本のテレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」は24日、22日に公開したウェブCMにネット上などで「女性蔑視だ」と批判が集まったことを受け、同CMを取り下げ、番組の公式ツイッターで謝罪した。
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22日、報道ステーションの公式ツイッターアカウントに公開されたウェブCMでは、若い女性が「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ時代遅れって感じ。」などと笑いながら語った後、「こいつ、報ステみてるな」とテロップが入った。

これについて、ツイッターをはじめSNS上では批判の声が噴出。若者や女性を馬鹿にしているとして物議を醸した。

​このウェブCMは24日、ツイッターとユーチューブでそれぞれ削除され、見られなくなった。

同日、報道ステーションは公式ツイッターアカウントで謝罪文を公開。ジェンダー問題について「議論を超えて実践していく時代にあるという考えをお伝えしようとしたものでしたが、その意図をきちんとお伝えすることができませんでした」と説明し、謝罪した。

​日本では今月3日、東京五輪をめぐり、組織委員会の会長だった森喜朗氏が女性蔑視発言をしたとして問題となり、辞任した。その後も、CMクリエイターの佐々木宏氏がお笑い芸人の渡辺直美さんに対し、容姿を侮辱するような演出プランを提案していたことが明らかなった。

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