ボイコワ・コズロフスキー組はSPで80.16点の高得点をたたき出して首位に立った。
ボイコワ選手はSP終了後、最高の出来だったと喜びを語った。
1年間かけてやってきた準備をやっと見せることができて満足している。今日のプログラムには満足、最高の出来。
また、コズロフスキー選手は国際大会に出場できた喜びを打ち明けた。
国際大会に戻ることができて私たちもうれしい。最高の選手と競争できる。
隋・韓組は77.62点で2位。ミシナ・ガリャモフ組は過去最高得点の75.79点で3位。なお、ロシアから出場したエフゲニア・タラソワとウラジーミル・モロゾフのペアは71.46点で4位。日本の三浦璃来・木原隆一組は64.37点をマークして8位。
今回の世界選手権ペアではロシアと中国が対決する形となった。ボイコワ・コズロフスキー組は新型コロナウイルスのパンデミックにもかかわらず、グランプリシリーズやロシア選手権、第一チャンネルカップなど、多くの大会に出場してきた。一方、現世界王者の隋・韓組はそうした機会に恵まれず、コロナ禍前の四大陸選手権が最後の出場だった。また、中国選手権で3度も王者に輝いた彭・金組は今シーズン、グランプリシリーズの中国杯に出場しただけ。さらに参加したペアは合わせて3組で、いずれも中国のペアだった。
世界選手権は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策により無観客で開催されている。ペアのフリープログラムは26日に始まる。ボイコワ・コズロフスキー組は最後に滑走する予定。
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