韓国の議員らは、諜報機関関係者らとの会話の内容について「国家情報院(韓国の情報機関)は、明らかに、予定されているバイデン氏の記者会見が北朝鮮のミサイル発射の理由の1つである可能性があると考えている。また情報機関は、北朝鮮の人権状況に関する国連決議の採択と、北朝鮮国籍のムン・チョルミン被告の米国への引き渡しに対する北朝鮮の不満に理由が隠されている可能性があると評価している」と語った。
聯合ニュースによると、バイデン氏の記者会見は25日に予定されている。バイデン政権の代表者らは、対北朝鮮政策の見直しを行っていると繰り返し発表している。
北朝鮮は25日、弾道ミサイル2発を日本海に向けて発射した。北朝鮮の弾道ミサイル発射は昨年3月29日以来 、約1年ぶり。 日本の海上保安庁や韓国軍及び米軍が発射を確認した。
国連人権理事会はジュネーブで23日、北朝鮮での人権侵害を非難する決議を採択した。決議案の作成には米国が積極的に参加した。